4月の日記

過去日記



 

4月4日(月) 卒業研究早くも爆進。

4月ですなぁ。
まだ学校(の授業)は始まってないんですけど
4月からあちこちの研究室でバリバリ卒業研究は始まってます。

かくいうはまぐりもやってますよ3月から。
ええ、生物特に生態系の分野は季節との戦いですからね。
実験によっちゃ特定の時期を逃したらデータは取れないんですよ。

かく言うはまぐりも屋外で植物を育てる実験をすることに。
先生からの脅…いえ、有り難き助言をもとに慌てて準備をしております。
よーし今日も作業を進めるぞー なんかめっさ寒いけど。


さぁ 今日の活動内容は!?



  土木作業です。



…土木作業です。
直径7.5cm×長さ1m20cmの木の杭を18本野山に打ち込みます。
はまぐりは外来種に関する研究テーマで、ある植物を自然下で植えたら
どうなるか、野生化するかっていう実験内容です。
それで杭はこれから植える植物の囲い(3ヶ所分)なんですけど
植える植物ってのが今流行り(?)のケナフなのですよ。
うまく育つと4mになるらしいです。
まァ 二本足で立ったシロクマと同じ高さねv


 …こんな大事になるとは思わなかったよ。


ロイヤルホームセンターで杭18本ゴロゴロ買ってる時に
あれ…?っていうか一抹どころじゃない不安がよぎりましたが。
先輩 「ケナフを選んだ時点で大事だと思うよ。」
ハイ、そうですね…。
研究テーマ選んだ時点では4mは知らなかったよ…(調べろ)
ていうかえらいマクロな実験だなぁ。


んで 学内の野山に行きましたよ。
長靴、軍手装備で木材を積んだ荷車押しながら
一般学生が行き交うキャンパス内を横切って。

それは気にせず シャベルで少し穴を掘って
1人で産まれて初めて杭を打ち込みます!


    ブロックで。


ハンマー? そんな便利なツールなんてありません。
研究室の外に確保してあるどこかのブロックです。
先輩 「アレでこう、ガンガンって打つんだよ。」
まァ サバイバルv


 ガンガン
 ガンガン
 ガンガン


…いや、ブロック普通に使えるよ。
むしろハンマーより使えるかもしれない。
だって面積広いからはずさないし。
ヘタな技術もいらない。 原始的バンザイ。

学校中に響きわたる打撃の音を聞きつけて
先輩が見かねて途中から手伝いに来てくれました。
おかげで早く終わりましたよ、ありがとうございます〜

それにしても学校の敷地がこんなに広いとは思わなかったよ。
山のお散歩コースがあったり
ベンチのトコに「マムシ注意」とか看板があったり
竹やぶの中に怪しいしかけがあったり
3年間知らなかった発見がいっぱいだね!!


はぁ… 今度は ここの草むしるのか…。
腕だるだる〜



4月6日(水) いつ種は植えられるのか。

浜岡曰く ケナフ祭中のはまぐりです。

昨日柵の前に突っ立って草むしりについて考えていたところ、
学内の植木の手入れをする業者のおっちゃんに呼びかけられました。

おじさん「それは何なのー?あっちの竹林の裏にもあったけどー」
はまぐり「卒業研究でケナフを植えるんです。」
おじさん「もうすぐな、ここらの草も刈っちまうからよ、
     小さい柵でいいから作っといてよ。そうしないと俺ら
     あの柵のギリギリまで草を刈っちまうからよ。


 なんですとぉー!!?


はまぐりの実験は「自然に」がモットーです。
ギリギリまで草を刈られたらたまりません。
柵の周りに更に囲いを作らねば!!
即、ロイヤルホームセンターに買いに行きましたよ。

   竹を。

竹で十分。 安いし。(一本42円)
木の杭は一本300円するからバカにならないし
もう打ちたくないし大体1人で運べないし。


んで今日さっそく竹を回りに挿して標識ロープで
ナワバリ主張してきました。

行く途中、業者のおじさん達に会い挨拶したら
「おっ さっそくやるのか」と言われました。
え? もっとゆっくりでもよかったんですか?


作業はサクサク進みましたよ。
簡単だし、軽いし、杭に比べたらちょろいもんです。

しかし、もう6日になってしまった。
早く種まかないとヤバイかも。とテンパっていたはまぐりは
夕方少しでも雑草を抜いておこうと再び出かけようとしました。

そこで先生に遭遇。

先生  「今、何やってるの?」
はまぐり「ケナフを植える柵と、周りに囲いの柵を作りました。」
先生  「コントロールをちゃんとやってね。」
はまぐり「ハイ、それで今雑草を取りに行くんです。早く種を蒔こうと…」
先生  「でも種蒔くのって6月とかだよ?



       


先生が急かすから慌てて急いでやってたのに…!!



4月から先輩に迷惑かけまくって頑張ってた自分て一体!?
3月から「雑草と競争させるから急がないとダメだよ」って
言ってましたけどもっとゆっくりでよかったんですか!?
先輩 「あー、先生はね、急かすだけ急かしといていざやると…」
もがー!!!!ヽ(T□T)ノ
やさぐれて草むしり中止。

ぐすぐす でも草は4月のうちにむしっとこう…


とりあえず慌てる必要はなくなったと。
カレー作るので帰ります。



4月10日(日) 別の意味で



   恐い夢見た。





ええ、言えません。言えませんとも。

マッチョとか
フリルとか
温泉とか
しかも意外と綺麗とか
うあああああああああああああ



だから私の脳内って………OTZ



4月15日(金) 絵日記キャンペーン実施中。

さて、いいかげん草をむしることにしたはまぐり。
おなじみの野良作業姿になったもののどうやってやろう。
根っこごと引き抜くと土を掘り返しちゃうからなぁ…
なんかいい道具ないかな。手でむしるしかないかなぁ。
と研究室の外をうろついていると

  デ レ レ レ ー♪

  草 刈 鎌 ぁ 〜

はまぐりは手ごろな鎌を手に入れた!
嗚呼… 手にしっくり来るのは気のせい?
素敵だッ 素敵だよ草刈鎌!! (≡∀≡) +
武器を手にしてがぜんヤル気の出たはまぐり。


  
大学内で鎌を所持し、うすら笑っている怪しい女が
うろついていても警察に通報しないであげてください。



ナワバリを貼っておいたケナフ畑はちょっと見ないうちに
雑草達がすくすく育っておりました。

う〜ん。これ全部刈れるのか…?
まぁとにかく大きい奴から刈っていこう。


  ザクザクザク。
  ザクズバザシュ。



  以外と草刈楽しい…


コツを掴むとなんていうか気持ちいい。スッキリして。
土中に鎌を突っ込んで根元だけを狙って切ると
上の部分がゴッソリ取れるところが爽快。
何か殺リ方が必殺仕事人に似てるかもしれない。


一通り草の山ができた頃、
足腰が疲れてきたのでここらで撤退する事に。

でも1時間以上も草を刈りつづけたせいだろうか…


道端の草を見ると刈りたくなる衝動が。
   


鎌を握り締めて道端の草を凝視してる不審な女がいても
生暖かく見守っておいてあげてください。



4月18日(月) ←多分。

お昼。
はまぐりが研究室の隅で もそもそお弁当を食べていると
先輩がおもむろに缶飲料を取り出した。


       ニトロン。
     


一見缶コーヒーのようだが先輩曰く清涼飲料水。
イズミ君 「…何ですか?コレ。(−д−;)」
サトー先輩「まぁ飲んでみてよ。」
はまぐり 「ホラ、イズミ君、思い切ってグビっと!!(>∀<)
      先輩のニトロンが飲めないとでも?」
サトー先輩「じゃあはまぐりさんにも飲んでもらおぅ。」
はまぐり 「 え。 煤i゜∀゜ )」

潔く飲みましたよ。


  ぐびっ


  …………

  …………煤I!!!!


 辛ッッ!!!!!!



〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!(ジタバタジタバタ)

辛い!! 辛いよコレ!!!
いや、辛いっていうかあらゆる方向の刺激が口一杯に
くはぁあああああああああ

すいません、無理です。もうしません(何
スガ嬢  「みんな、何飲んでるの〜?」
はまぐり 「あ、スガちゃん私のあげる〜(笑顔)」
サトー先輩「はまぐりさんはひと口で降参ですか(汗」

    はい。


ひと口で気持ち悪くなったよ。一生にひと口で十分です。
千葉県産らしいが、凄いモノを開発してくれた。
スガ嬢 「うわ、辛〜い」

 秤スでそんな普通なの!?


残りは今居ない4年生にとって置くそうです。
リアクションが楽しみです。



4月20日(水) バナナはおやつに入るんですか。

↑永遠の謎です。
ぶっちゃけ入ろうが入らなかろうが
好きな時に食べたらいいと思います。


 しかし


昼飯にバナナを持ってきた奴は初めて見ました。



同じ研究室に居るトマ君。

彼が「おはよ〜」と言いながら
手にバナナ3本(房)を持っていたのを見た時は
野生に還ったのかと思(強制終了)

いや、彼は「何で携帯で写真撮ってるの〜?」と不思議そうに
至って素で食べてましたが。


 トマ君に心から拍手を贈りたい。



4月21日(木) 徒然卒研日記。

最近 軍曹(先輩)と挟み撃ちでトマ君をいじるのが
趣味になりつつあるはまぐりです。

相変わらずケナフ祭ですが外に植えるだけでなく
種を冷凍して発芽実験も平行してやっています。
というか逆にこっちがメインになりつつあるような…
先生「これが成功してデータ取れれば外のケナフは趣味で
   やっててもいいからさ。(笑顔)」

え、外のケナフって価値薄? っていうか趣味?


なんだかやるせない気分に浸りながらも発芽実験を進めています。

 って


ああああああ!!!

冷凍した種が普通の種に数粒混ざっちゃったああああ
意味ないじゃん!! もうコレ失敗じゃあー!!
失敗実験!!(ノT△T)ノ ゜・.゜]
ていうか種臭ッ!!
200粒も発芽させると保温気の中が臭いよ!!


種の実験に嫌気がさして
こないだの残りの草を刈りに出動するはまぐり。
鎌を持ってキャンパスを横切っていると声を掛けられる。

男の人 「すごいですね、何をするんですかー?」
はまぐり「ケナフを植えるんで草を刈るんです。」
男の人 「へぇーがんばってください〜。 じゃあ。」
はまぐり「はいー」


  ていうか   誰。


前に会ったことのある人だったらごめんなさい。
でも知らないよなーと考えながらナワバリに行くと
近くの畑でなんか人がわらわら集まって何かしてる。
どうやら園芸サークルの人達らしく、さっきの人は
その中のまとめ役みたいな人のようでまた話し掛けられる。

男の人 「よろしくー。何か困った事があったら言って下さいー。」
はまぐり「はい、ありがとうございますー。」

 近所付き合いができてしまった。

どうやら先生か事務伝いに(というか目立つから?)
私のことが知られているらしい。


しかし、今日の草刈はつまらんかったですよ。
大きいのはあらかた刈り尽くしたのであとは小さなやつを
ちまちま掃除するだけ。 地味に疲れる。

ぬひゃあああ!!! ミミズー!!!!
お前、急に出てくんなよー!!!
久しぶりだからびっくりするじゃねぇかよー!!!

(ていうか鎌で切ってる)


でもミミズごときじゃ平和なものだと
後々思い知ることになるはまぐりであった。



4月23日(土) 先生と話すたびにやる事が増えてます。

気がついたら時間がないです。 焦ってます。
というわけで土曜出勤で草刈です。

今日は道路わきの林の中。
2週間前は まだ葉の出てない木々と小さな草が
ちょこちょこ生えてるだけの楽ちんな落ち着いた場所でしたが
久しぶりに行ったら上も下も黄緑色がわさわさ生えてて
危うく妖精が見えそうになりました。
見えたのはクマンバチでしたが。


よく見ると草は1種類のでかいやつが主にのさばっています。
一本が長かったり連結してたりするので
見た目の割に数は少ないようでちょっとホッとしました。


  が


こいつら… 茎に毛が生えてるんですよ。
ほら、オナモミの種ってあるじゃないですか。服にくっつく奴。
茎全部がソレの仕様だと思ってください。

 掴んだそばから軍手に全力でくっつきます。

もさもさ取れます。 しかも草同士でからまってるから
もう、一掴みするだけで もっさもさ。
何がすごいって 捨てる時、軍手から離れないから

 手から生えてるみたいで。

   


大自然マジック。
はまぐりは大自然の神秘と厳しさに触れながら
卒業研究を行っております。
もさもさもさ

終わった後も軍手が草まみれでえらいことになりました。



4月25日(月) イスをください。

「はまぐりさんは実験であんまりお金使わないから
 10万ぐらいの機械とか買っていいよ。」
とかさらりと言われるはまぐりです。


 イスが低いです…。

我慢してたけど研究室のはまぐりの席のイスは低いとです…。
ていうか研究室で4人くらいイスが低い。←先輩含
ヘタすりゃ丸イスの奴もいる。

 何故って机は実験用だから。

普通、立って作業する為の机なのです。
だから普通のより高いのです。
そう、忘れてたけどここ(研究室)は実験室なのです。

 生活感が溢れてる
 (パスタ、ナベ、炊飯器、毛布、マンガ、雑誌、ぬいぐるみ他)
 ためちょっぴりそう見えないだけなのです。


しかし、いいかげんこの高低差でPCや書き仕事を
長時間やるのはツライ。 肩コリが通常の2.5倍に。
厚めの座布団を買ってみたけどまだ微妙です。
そして英語を訳すのに他人の机を占領している始末。

というわけで イスを買いに行こう。


先輩の車で最寄の家具店に行ってきました。
イスが欲しいはまぐりも志願して行きました。
(本当は変なイスを選ばないようストッパー役らしいが)
先輩×3+はまぐりというパーティーでレツゴー。


うわースゴイ!! ここの家具店!! しかもかわいいー!
わー いいなー いいなー ここー♪
狽チて先輩!! ベッド売り場でくつろがないでくださいよ!!
しかも皆して!!
イス見に来たんでしょ!?  あっ このベッドいい感じ( おい

イス売り場もスゴかったです。 イス、イス、机、イス。
座り心地を見るためあっちこっちイスに座りまくる4人。
小学生用木製イスから黒くてもぎゅっとした重役イスまで。


   

      全員でくつろぎまくり。


1時間はそこに居座りました。
時々店員さんが心配そうに見回り来てましたが気のせいです。
ていうか重役イスってスゲーやる気ない。
だってイスの構造からして
後ろにふんぞり返ることに全てを懸けてるんだぞ?


そんなことばっかりやってましたがやる事はやりました。
目ぼしいイスをデジカメで撮って(いいのか?)情報収集して帰りましたよ。
途中でラーメン食べに寄りましたが。

ごちそう様です、先輩。 美味しくいただきました。



4月27日(水) キノコは雑草に入るんですか。

今日も草刈りエンヤコラー。

3つ目のケナフ畑は大学の敷地内の最果て、竹林の裏。
1人でいるのは良くないとのことでスガ嬢と、とある事情により
はまぐりの研究室を出入りしているまだらうさぎに
ついてきてもらいました。

はまぐり 「立ち会ってくれるだけでいーから。」
まだらうさぎ「散歩♪散歩♪」


ケモノ道を通って竹林裏の草っ原に出ると案の定、
容赦なく草が伸びまくっております。
2人は「わ〜いいとこだね〜 こんなとこあるんだ〜♪」
と喜んでいましたがはまぐりは鼻血が出そうでした。

ともかく草刈りを始めたはまぐりでしたが手伝ってくれる2人。
「いいよ〜 これストレス解消になるから〜」
ありがとう…2人とも。(ノA`) でも素手で大丈夫?


あんまり大丈夫じゃなかった。
まだらうさぎが次々と青虫を発見。1m四方のスペースで。
さすが人の手が入ってない大自然。
虫の出方が容赦無い。

やはり嫌いな人はめざといのか青虫発見器となってるまだらうさぎ。
あまりの青虫の出現率に軍手装備でもやる気を無くすはまぐり。
青虫を見て喜びお持ち帰りにするスガ嬢。
3人のお土産(青虫)に喜ぶ同研究室の昆虫少年ウッチー。
燃えてきたスガ嬢と再び採集に行き、さらにデカイのを捕獲、
研究室で青虫2匹を飼い始めるウッチー。
何言ってんだ外で飼え虫が逃げたら火ィ点けると怒る
ウッチーの向かいの机(←繋がってる)のはまぐり。
はまぐりさんってそんなキャラだったの?と驚く先輩。
よく言われます。


別に青虫は嫌いでは無いんですよ?
居てもいいけどお近づきになりたくないっていうだけで。

はまぐり 「でもカタツムリに比べれば全然マシで〜…」
サトー先輩「6月ぐらいになると上からボトボト降って来るよ
       服とかにも入ったりして…」







 ひぎゃああああ!!!




はまぐりはカタツムリが死ぬほど苦手です。死にます。
どんぶりのプロフィールにもバッチリ書いてます。
見るだけで跳べます。

ていうかマジ死ぬ死ぬ死ぬ!!!!絶対行かないー!!!!(号泣)
いやぁぁああぁああああああああああああああああああ!!!!!



先輩の話に頭を抱えて悶え苦しむはまぐり。
ぜーぜーはーはー
カタツムリだけはもの心ついた時からダメなんだ。
梅雨は毎年戦争なんだ。

まだらうさぎ「え〜 カタツムリなんて平気だよ〜」
はまぐり  「じゃあ、まだらうさぎがケナフやって。」
まだらうさぎ「じゃあ、はまぐりはケイソウ増やして。」
はまぐり  「うん、わかった。まかして!+ 」
軍曹    「いや、君達、そんな安請け合いを…(汗 」


その後はしばらくカタツムリを思い出しては冷や汗かいてました。
だって四方八方カタツムリなんてお化け屋敷より恐いじゃないか。
どうしよう、ホントにどうしよう……(だらだらだら)
でも自分の実験だからやらなきゃいけないし……。
カッパ着てカサさしていけば何とか耐えられる……だろう……か?



 だけど、涙が出ちゃう。
 カタツムリ嫌いなんだもん。







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